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第35話 冷たい光

مؤلف: 柳 雪音
last update تاريخ النشر: 2026-06-24 08:07:21

「ごちそうさまでした!」

凛は笑顔で立ち上がった。

「また明日」

「はい!また明日です!」

ドアが閉まり、足音が廊下の向こうへ消えていく。

404号室は、静寂に包まれた。

シンクの横には、洗い終わった皿が並んでいる。

先ほどまで湯気を立てていたスープ皿も、今は無機質に光っていた。

白石はダイニングテーブルの上に、1通の郵便を置いた。

今日届いた黒い封筒。

「……」

差出人の名前はない。

帰宅した時から、妙な胸騒ぎがしていた。

白石は静かに封を切る。

紙が擦れる音だけが部屋に響いた。

一枚。

二枚。

そして、三枚目。

白石の指先が止まる。

そこに記されていたのは、一条凛に関することだった。

神崎怜とは形式ばかりの契約結婚であったこと。

そして、結婚式当日、彼女が狙撃されたのは、神崎怜の指示によるものだったことーー

それを示す資料も添えられていた。

「……まさか……」

白石の手は震えた。

部屋は静かなままだった。

しかし、窓の外から差し込む夜景の光だけが、不思議なほど冷たく感じられた。

白石はもう一度、書類へ目を落とす。

読み違いではない。

見間違いでもない。

「……そんな……」

その表
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